解答と解説: Identical Binary Trees

問題演習: Identical Binary Trees」の解答編です。再帰と深さ優先探索を用いた解答例を示します。

解答例

Javaでの解答例です。

解答例1)

解答例2)

解説

解答例1は再帰を使い、解答例2は深さ優先探索を使った解法です。

解答例1の再帰を使った解法では、現在のノード n1 と n2 が等しい場合は左右の子要素についても isIdentical() メソッドを呼び出すことで、全てのノードが等しいか調べることができます。解答例2では、2 つのスタックを用いて同時に木構造を下降し、各ノードで 2 つのノードが等しいか調べています。

この問題では再帰を使った方がコードが短く、バグが入り込みにくいのでオススメです。ただし、「解答と解説: Max Depth of Binary Tree」でも述べましたが、木の高さが非常に高いと再帰関数(メソッド)呼び出し回数が多くなり、StackOverflowError を引き起こす可能性があります。そのような場合はループを用いて探索を行う必要があります。 問題にメモリ使用量の制約などがある場合は注意しましょう。

以上が今回の解説になります。
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